法人化のメリットとデメリット。法人にすれば、いろいろなメリットがあります。 早く、会社をつくりたいケースでも、法人化のデメリットもあることにご注意下さい。

最新の行政情報や私どもの事務所の報告はこちらをどうぞ!だいたい毎日更新。「Rolling Mam ママさん行政書士ブログ」

◆トップページへ

◆会社の商号の付け方は

◆会社の設立の流れ 

◆会社設立にご用意いただくもの

◆設立Q&A

◆料金表

◆事務所のご案内

◆資料請求

お問合せは…
行政書士こばやし・
薄木事務所
(こばやし法務事務所と行政書士薄木事務所のユニット名です)
小林事務所
045-263-9825


 私どもでは、会社設立のお客様にはもれなく、以下の特典をお付けいたしております。
■特典■会社代表印の進呈。高級印材のオランダ水牛、黒水牛、柘印をお選びいただけます。

関連事務所HP  
■行政書士薄木事務所
(東京)

法人化のメリットとデメリット

「個人事業も会社を設立するのも、たいして変わらないと思っていました。
 こんなことなら、もっと早く会社にしておけば良かったですね。」

確かに法人にすれば、いろいろなメリットがあります。
「早く、会社をつくらなくっちゃ!」
そのお気持ちはよくわかります。でもちょっと待って下さい。法人化のデメリットもあるということを、まずわかっていただきたいのです。

まず、なぜ法人にする必要があるのかを、もう1度チェックして下さい。
法人化をするメリット、デメリット、その双方をよくわかった上で、将来ビジヨンを考えていきましょう。

法人化の5つのメリット

メリット1 信用がある

 個人事業で行うよりも対外的な信用がちがってきます。広告や求人をするときにも
 効果が違います。借り入れの申し込みをする時も有利になることもあります。

メリット2 事業が継続する

 個人事業では、事業は事業主に依存します。つまり、事業主が死亡すれば、事業は終了し てしまいます。法人にしておけば、解散しない限り、事業は継続するので、継続的な成長が 可能です。

メリット3 債務責任が有限である

 個人事業は債務責任は、全て事業主がします。有限会社、株式会社は、債務責任は個人が無限に負う必要がありません。株主や社員に出資額以上の責任は及ばないのです。

メリット4 税務上で有利な設定も可能

 個人と法人は税率の構造が違うので、収入によっては、税務上で有利な設定が可能です。 また、「給与」で収入をうけとることにより、事業主でありながら、サラリーマンと同じような経費控除が受けられますし、家族を従業員とすることにより、報酬を分散することが容易です。
 退職金の税率はかなり優遇されていますので、役員の退職金の支給することで有利な設定 をすることも可能です。

メリット5 青色欠損金を7年間控除できる


 青色申告をしていれば、赤字がでた場合でも7年間はその赤字を翌期に繰越ができます。
 個人事業の場合は、3年間です。
 また、減価償却費の計上についても、個人では任意ではできませんが、法人の場合は 任意でできます。

法人化の3つのデメリット

デメリット1 会社をつくるためには、費用と手間がかかる

 会社をつくるには、最低でも株式会社は定款の認証費用(約91000円。電子公証でも52000円)、登録免許税(合同会社6万円、株式会社15万円)が必要です。また当然、資本金も必要です。

デメリット2 会社の維持に費用と手間がかかる

 何も活動をしていなくても、地方税として、均等割が7万円かかります。
 また、株式会社ならば、定期的な役員変更の登記が義務づけられています。
 会計も、個人事業であれば、白色申告として複式簿記でない会計帳簿が認められていますが、法人の場合は、必ず複式簿記で会計を行う必要があります。

デメリット3 株式会社ならば、定期的な役員変更の登記が義務づけられている

 取締役と監査役の任期は、最長10年ですが、定時の役員変更が義務付けられています。それぞれ決算期の3ヶ月以内に株主総会、取締役会で役員の選びなおしをしなければなりません。

お問い合わせの電話 045−263−9825